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けなげな努力の甲斐あって、見事デカピンク役を射止めた後に待っていたのが、もはやデカレンジャー恒例と言っても過言ではないお風呂のシーンだった。
「渡辺(勝也)監督は、オーディションの時に“お風呂のシーンは大丈夫ですか? ”って全員に訊いたっていうんですけど、私は訊かれてないんですよ。これっぽっちも!!!それで、顔合わせの時にもらった資料に『お風呂が好き』って書いてあったから、“ふ〜ん”と思ってたらマネージャーさんに“お風呂のシーンぐらい、平気だよな”って言われて、“あっ、はい…”みたいな感じで。イヤとかは思わなかったんですが、やっぱり最初は緊張しました。周りにスタッフさんがみんないるし、水着を着てるとは言っても肌色の可愛くない水着だし、なのに、ここでバスローブを脱げっていうんだ…って思って。でも、あきらめてガバっと入って行きました(笑)。
でもね、お風呂シーンの撮影は楽しいんですよ。スタッフさんもみんな楽しそうだし。私の後ろの壁に、壁紙に見えるようにお星さまの型やいろんな色のライトを当ててるんですけど、(その型を作る時に)照明部のスタッフさんが“ウメちゃん、今回は何がいい?”とか訊いてくれて、フンフン鼻歌まじりで作ってたりしてすごく楽しそうなんです」
と話す菊地さんの笑顔からも、現場の和やかさが伝わってきた。これも役柄とご本人の明るさの賜物に違いない^.^/ |
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また、スーパー戦隊シリーズの見せ場の一つになっているアクションについては、“苦労してます”というキャストも多い反面、菊地さんは飲み込みが早く順調らしい。
「ダンスをやっていたせいかな。アクションの見せ方もリズム感が大事なところがあって、ダンスと似てるところがあるんですよ。ダンスも踊ってるだけじゃカッコ悪くて、鏡を見ながらいっぱい練習したんですけど、アクションの構えもただやってるだけじゃカッコ悪いんです。そういうところがダンスとアクションはすごく似てると思う。私はアクションを教わったらダンスの振り付けみたいに覚えられるんです。でもね、まだまだ奥が深いよ〜(笑)。目の前でJAEさんがバック転してるのとか見ると、あー、すごいなぁって思います」
と謙虚に答えてくれた菊地さん。小学生の頃はバトンをやっていたが、本格的に何かスポーツをやったことはないと言う。ご自分では運動神経の良いほうではないと思っていたそうだが、デカレンジャーでアクションを体験して“意外と身軽だ”と再認識したらしい。さらに共演しているJAEさんからのアドバイスに助けられているとも…。
「スタッフの方は話数によって入れ替わりがあるので、一年通じて本当に変わらないのは私たちキャストとJAEさんだけなんですよね。そういう意味でも、ずっと一緒にやっていってくれるんだなって最初からすごい安心感がありました。心の支えになってもらってますね。
デカピンク役のスーツアクターさんとは最初、一話の撮影の前にすごく話しました。JAEさんはとっても頼りがいのある方ばかりで、頼りすぎて申し訳ないぐらい。いつか恩返ししなきゃなって思います。ホントにJAEさんがいなかったら頑張れなかったと思う。キャスト同士で撮影が一緒にならなくても、JAEさんは常に一緒じゃないですか。だから、一緒にいてくれると安心しますね」
と幾度も、幾度も感謝の言葉を口にしていた。 |
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また、石垣アクション監督とは以前出演した映画『バトルロワイアルll』以来の再会だった。
「『バトルll』の時は、すっごい怖かったんです。で、デカレンジャーの現場に入ったら、アクション監督が石垣さんだったから“どうしよ〜”と思って。初めてのアクション稽古の時に、(木下)あゆ美ちゃんが“あ〜、できないよ〜”って失敗しちゃってたから、“どうしようっ!怒鳴られちゃうよ…”ってハラハラしてたんですけど、実際はすっごく優しくって。あれっ、どうしたのかな…って思ってたら、石垣さんご本人に“『バトルll』の時は怖くしろって言われたから、怖くしてたんだよ”って言われて安心しました(笑)。最初すごいドキドキして、泣きそうでした。何も言われてないのに(笑)。ホントは優しいのに、勝手にドキドキして固まってました(笑)」
ちなみに、石垣アクション監督は取材中のスチール撮影に気軽に応じてくださる気さくな方。菊地さんにしても、石垣アクション監督にしても、誤解が解けてなにより、なによりというところだろう(^^ゞ |
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