| と北海道弁で茶目っ気たっぷりに答えてくれたが、その感激は本物だったようで「二十歳の区切りにすごく幸せな誕生日を迎えることができました」と、感謝と喜びの気持ちを繰り返し語っていた。
普通の大学生 兼 役者のタマゴだった一年前から、怒涛の勢いでここまで進んできた伊藤さん。今年の誕生日を迎えた感慨がひとしおなのも当然だろう。一年前には今の自分を全く想像していなかったという言葉にリアリティが滲む。
「映画をやりたいと思い始めてから1年ちょいなんですけれど、1年ちょいで夢が叶ってるのは我ながらびっくりですね。こんなにラッキーだと“伊藤陽佑、こんなんなっちゃうぞ〜”みたいな(笑)」
と冗談で手で鼻を高くしてみせた伊藤さんが、俳優を目指したきっかけは高校3年生の秋に映画『GO』に感動したことだった。その後大学に入学し、上京して間もなく芸能事務所に所属が決定。このあたり、ご本人も「すごくスムーズでしたねぇ」というほど着々と決まっていったそう。そんな中でスーパー戦隊シリーズのオーディションにトライしたわけだが、受けた理由をご本人は・・・。
「そこに戦隊があったから(笑)。たまたま戦隊のオーディションの話が来たんですよ。そりゃもちろん受けるじゃないですか、胸を借りるつもりで。どうせ落ちるから次につなげようと思ってましたけどねぇ。失敗することを前提にいろいろチャレンジしてみようと思ったんです。自分の芝居を試そうってことしか考えてなかった。あとは場慣れというか、オーディションは経験だと思っていたのでそういう気持ちでやってましたね。、自分の持ってる雰囲気を出せればいいかなと開き直っていたのがよかったのかも」
ちなみにご自身の印象に残っているヒーローはというと、
「戦隊だったら、ロボを持ってたのはライブマン。その周辺の作品は最近見直しましたね。でも、(劇場版デカレンジャーのカメラマンでもある)松村さんがその頃から現場で撮ってたっていうのは信じられなくて。憧れてたヒーローを撮ってた人に、今自分が撮られてるっていうのは信じられないですね。松村さんと話した時に“仮面ライダーブラックあるでしょ、撮ったんだよ”って言われて、“マジっすか、マジっすか”みたいな。ほんとね、それは感無量ですよ。
戦隊はやっぱりロボが印象的ですね。カチャカチャやって遊んでましたもん。あ、そう!すっごい思い出した・・・!ターボレンジャーの銃って光るヤツなんですけど、子供のころ親父にぶっ壊されたんですよ!なんだかいきなり怒られて、バンっておもちゃ投げられて大泣きした覚えがありますよ〜。それを最近、ターボレンジャー見直した時に思い出して。子供の時って、すごい戦隊大好きだったんだなっていうのも改めて思い出しました」
と話せば話すほど思い出がザクザク。 |