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| 季節外れの台風が近づいていた5月某日。ゲスト出演者としては初めてのデカレンジャー・キャストインタビューを東京東映撮影所で行なった。この日、お会いしたのは、第17話にアリエナイザー・イーアル役で出演なさるダンディ坂野さん。「GET’s!!」で大ブレイクし、バラエティ番組への出演が多いダンディさんだが、初めての特撮ヒーロー番組出演にどんな感想を持たれたのだろうか。そして、撮影はどんなふうに進んだのだろうか。午後からのアフレコを前に、今回の出演についてはもちろん、少年時代のヒーロー体験についてもお話を伺うことができた。 |
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午前11時20分過ぎ、ダンディ坂野さんはお馴染みの黄色いタキシード姿でインタビュールームに現れた。まずは早速、今回、出演しての感想をお訊きすると、
「人生の中で普通にテレビ見てたら絶対に一度は観ますよね、こういうヒーローものって。それに自分が出ることになったっていうことの嬉しさが強かったですね。出たいと思ってもなかなか出られない番組ですから。本当はヒーローがよかったんですけど(笑)」
という答えが。
「僕、すごく主役をやりたいタイプの人間なので、できればヒーローが良かったんです。もしくはヒーローの親分が演りたかったですね(笑)。たとえば・・・うーん、“おやっさん”ていましたよね?“立花のおやっさん”(『仮面ライダー』〜『ストロンガー』に登場)。ああいう感じがよかったんです」
と言うダンディさん、ということは、アリエナイザー役のオファーがあった時は複雑な気持ちだったのでは…?と気になるところだが、
「いや、出られるっていうだけで喜びを感じていたので、どんなにグロテスクな怪獣だろうと嬉しかったですね」
とやる気満々な答えが返ってきたので、ほっと一安心♪
撮影はとても順調に進み、二日で出演シーンを撮り終えたという。
「出演シーンはそんなに多くなかったので、スムーズでしたね。セリフもそんなに多くないですし。僕、セリフがあんまり得意じゃないんですよ。練習しても頭の言葉と語尾がだぶって、何回やっても緊張感で間違うんですけど、あの日は結構イイ感じでセリフが出てきたので。撮影の時は音は録らないですけど、後で口の動きを合わせないといけないですから、真剣にやりましたね」
NGもほとんどなく、立ち位置の修正程度だったと言うことから、逆に「苦労されたことはなかったですか?」とお尋ねすると、
「王さん(イーアル人間体)が何歳の設定なのかっていうのが分からなかったので、少し苦労しました。まあ、自分の実年齢だと思って演ろうと。子供からしたら僕の年齢とか、すごくオジサンくさく見えるんだろうなと思って、あえてオジサンくさく演じました。デカレンジャーは正義のヒーローなので、僕の“嫌なオジサン”っぽさが画面から伝わるといいんですけれど」
と、役作りに葛藤があったことを教えてくださった。 |
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今回の出演ではレッド、ブルー、グリーンとの共演となったダンディさん。第一印象は「みんなデカイ」だったそう(笑)。
「(共演した最初のシーンは)彼らが王さんの店にやってきて、僕が『どうされました?』って言うシーンなんです。実際に会ったら、みんな背が高くて悔しいので(笑)、テストの時にものすごく傍まで近づいていって『どうされました?』って見上げるようにして言ったら、彼らはすごく可笑しかったみたいで(笑)。本番でもやったら、バン君が笑いそうになったので、してやったりみたいな(笑)。デカくてカッコいいんで、それくらいしてやらないと癪(しゃく)にさわったので(笑)。そういうことしてましたねぇ」
と、実際に『どうされました?』と下から上へなめるように視線を動す演技を披露してくれた。うん、これはバンこと載寧さんが吹き出しそうになったのも納得のコミカルさ。かつ、とらえどころのない不気味さが漂うのは役作りの成果といったところだろうか。
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