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| 月曜の夕方6時少し前。彩月貴央さんにインタビューするため、東京・銀座の東映本社を訪れた。インタビュールームに入ると、ほっそりとした少女が大きな会議用テーブルに向かって熱心にサイン色紙を書いている。長い髪に隠されて顔は見えない。と、同行のマネージャー氏らと挨拶を交わすうち、『できました』という声が。テーブルの方を振り向くと、クルッとした丸い大きな瞳の女の子──彩月貴央さん。13歳。──が少しはにかんだような微笑を浮かべて、こちらを見ていた。テレビで見たのと寸隙変わらぬ愛らしさに内心ちょっぴり驚きながら、“素”の彼女を探るべく早速インタビューを始めた。 |
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白いブラウスに濃紺のベスト、グレーのミニスカートという爽やかなスタイルで登場した彩月さんは、現在、中学二年生。授業を終えた後、部活動のテニス部を休んでインタビューにやってきてくれたのだという。ぱっと目を引く可愛らしさは別として、ちょっと照れたように話す姿はごく普通の中学生といった印象の彼女が芸能界入りしたのは小学6年生の夏。あの『美少女コンテスト』に応募したのがきっかけだったという。「美少女コンテストに応募したのは芸能界に興味があったから?」と尋ねると、
「ずっと北海道にいて、東京の流行なんて全然知らないくらい遅れてるコで・・・。その頃は歌手になりたいと思ってたんですけど、北海道だからあまりそういうこともできないし、でも芸能界っていいなって思ってたら、東京に引越して来ることになって・・・。
最初は母親がコンテストの募集を見つけてきてくれて、『出してもいい?』って聞かれたんです。それで何も分からないから、『いいよ』って言ったのが(応募の)きっかけでした」
と答えてくれた。
美少女コンテストでは二次審査まで進んだものの、惜しくも落選。しかし、事務所関係者の目にとまり、昨年秋、初めてテレビに出演したのだという。このデビューにあたって、『彩月貴央』という芸名を家族と相談して決めたのだそう。
「最初、芸名をつけなきゃいけないって言い出したのは家族だったんです。マネージャーさんや事務所は本名でやってもいいよっていう話だったんですけど、家族に『芸名にしなさい』って言われて。本名と同じ画数でつけました」
ん、それはやはり意味のある画数だからなんだろうか・・・?
「11画と4画は幸せになれる画数なんだって聞きました。でも、11画と4画って言ってもいっぱいあるじゃないですか。だから、自分でばーっと並べてみて『この字カワイイ』とか『この組み合わせ、いいんじゃない?』っていうのを考えて、お母さんとお父さんと決めました」
テレビ出演2作目にして初のドラマとなった今回のデカレンジャー。しかし、オーディションを受けた感触は、「演技のレッスンとか全然受けてなかったから、難しいかな・・・と思ってました」とあまり自信がなかったらしい。たまたま事務所に遊びに行って合格を知らされた時の最初のリアクションは「あ!?あぁ・・・」だったそうで(笑)、まずは“オドロいた!”という感じがカワイイやらオカシイやらで、ついつい笑ってしまった
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さて、フローラ役に決定してから、撮影に入るまでは約2週間程度。今回がドラマ初挑戦になる彩月さんにはいささか大変な面もあったようだ。ご本人いわく、
「何回も(台本を)読みました。やっぱり、重要な役だったので、ここはどう演じればいいんだろう、こっちはどう演じればいいんだろうっていうのを何回も読み返しました」
と相当努力をした様子。もちろん、ご家族の協力もあったらしく・・・
「この頃はあんまりしてないんですけど、最初の頃は演技とかって全然分からないから、母親と読み合わせをして、どういうふうに演ればいいんだろうっていうのを相談したりしてました」
とのこと。ということは、「お母さんがセンちゃんの台詞を読んでくれたりしたんだ?」と訊くと、「そうなんです」と笑って答えてくれた。
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ちなみに、初めてのドラマ出演で、「周りにスタッフがたくさんいる中で、お芝居するのって恥ずかしいなとか思わなかった?」と尋ねると、
「演技はとことん好きなので大丈夫でした。小学校の時も部活は演技のクラブに入っていましたし。人前に出ることにまず慣れようと思って舞台とか発表会に出たりとかしてました。そのせいもあってか、あんまり緊張しないですね」
という頼もしい一面も。 |
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