| |
 |
|
 |
 |
そう、デカレンジャーのオープニング主題歌には、歌にギターにと二人のこだわりがばっちり反映されている。ハードなギターとコーラスワーク・・・というところから想像がつく通り、二人はハードロックに強い影響を受けたのだという。ここで、二人の音楽キャリアについて訊いてみることにしよう
IMAJO「影響を受けたのは、ハードロック系の人たちが多かったですね。80代のハードロック、ヘヴィメタルに影響を受けているので。
YOFFYはもう完全にどっぷりだし(笑)」
YOFFY「それが音楽始めたきっかけですからねえ」
IMAJO「BONJOVIだったりメタルだったりラウドネスだったり。最初、ラウドネスの話で意気投合したんですよ」
|
 |
 |
 |
YOFFY「アニメの主題歌で、影山ヒロノブさんが歌ってたのとか普通に好きで聴いてましたからね」
IMAJO「だから、リンクしてるんですよね。影山さんと今、おつきあいさせていただいてるんですが、僕らラウドネスの高崎晃さんが好きで、高崎さんて言ったら元はレイジー*じゃないですか。で、レイジーのボーカルって言ったら影山さんですからね。巡り合わせって言ったら図々しいんですが、影響受けたアーティストにすごく近い方と今いっしょにやらせていただいてるのは、とっても光栄ですね」
レイジー*:77年にデビューしたロックバンド。『赤頭巾ちゃん御用心』などのシングル・ヒットを飛ばす。当初はアイドルバンドとして人気を博すが、81年にリリースしたアルバム『宇宙船地球号』でヘヴィメタル路線へ。同年解散。98年、17年ぶりに再結成し話題を集めた。
さらに詳しく二人の音楽キャリアについて伺ったところ、子どもの頃はご多分にもれずアニメ・テレビ主題歌が大好きだったという。
YOFFY「子供の頃は、ささきいさおさんの『銀河鉄道999』が大好きでしたね。まさか、ここでオープニングとエンディング対決になるとは(笑)。僕、『ゴレンジャー』を再放送で見ていて、♪バンバラバンバンバンっていうのをずっとオープニングテーマだと思っていたんですけど、最近になってエンディングテーマだったっていうことが発覚して(笑)。まあ、そういった細かな記憶違いはあるんですけど、ささきいさおさんの歌っていうのは子供の時、一番最初に意識した歌だったんですよね」
IMAJO「僕の家にも『銀河鉄道999』のサントラで、オーケストラが入ったもののレコードがあったんですよ。この間、取材でささきさんにお会いした時にメーテルの横にサインしてもらえて嬉しかったですね」
と、少年時代に戻ってニッコニコ♪今では、自分たちがささきさんと同じ立場になった二人に「10年後、20年後にデカレンジャー聴いて音楽を始めたんだっていう子たちが出て来るかもしれませんね」と言うと、
YOFFY「そうなってくれるといいですね。僕らが今やってることっていうのは、音楽を聴いて一番初めにときめいたことっていうのを、やらせてもらってるって感じなんですよ。僕らが子供の時テレビを見て『あっ、この曲カッコいい!』って思った初期衝動をみんなに感じてもらえたら嬉しいですね」
IMAJO「アニメや特撮っていうのは、固定のファン層を超えたお子さんやお母さん方にも僕らの音楽が届くので、そういう意味でもすごくいい舞台を与えてもらったと思います」
と実に真面目な表情で答えてくれた。 |
|
|
 |
 |
 |
さらに、これまで好きになった音楽について続けて訊いてみると、YOFFYさんの口からは意外な音楽遍歴が・・・。
YOFFY「水木一郎さんの『マジンガーZ』とか、アニメソングは本当に大好きだったんですけど、そのあとは光GENJIだ、シブガキ隊だ、チェッカーズだっていう歌謡曲にいって…。僕はそういう感じでした。で、その後、ハードロックのムーブメントが海外で起こってBonJoviとか聴いてロックに目覚め、ギターを買い、あとはまっしぐら…みたいな(笑)感じでしたね」
ちなみに初めてギターを買ったのは17、18歳のころ。真面目だったYOFFY少年は、『バンドは不良がやるもの』と思い、ひとり家で練習する“お座敷ギタリスト”だったのだとか(笑)。
|
 |
YOFFY「高校入学してから文化祭デビューみたいな感じだったんで、かなり遅咲きだったんですよ。しかも、歌に至っては二十歳すぎてから始めましたから。ずっとギタリストでやってて。でも、指があんまり動かないってことに気づいて、歌を始めてここまでやってきたって感じなんですよね」
と、意外な挫折があったことを告白。
そもそもはバンドにボーカルがいなくて仕方なく歌い始めたのだという。最初はギターを弾きながら歌っていたが、中途半端になることを恐れボーカルに専念することに決めたのだとか。しかし、転向以来、自己流のレッスンだったため自分の歌に自信が持てなかったというYOFFYさん。『歌ではデビューできないかも』と思いながら、プロへの道を模索していたという。そんな日々のなかで、演歌歌手として新宿コマ劇場のイベントに出演したこともあるというのだから驚きだ。
紆余曲折を経て、戦隊シンガーの大金星を上げたわけだが、今でも毎日が勉強という謙虚な人柄だけに、デカレンジャーのオープニング主題歌を歌うことになった時は、『いきなり国民栄誉賞を手渡されちゃった』ような驚きとプレッシャーだったという。
YOFFY「アニソンのシンガーの方って、皆さん声がすごくしっかりしてるじゃないですか。僕もそういう大御所にならないと戦隊は歌えないと思ってて・・・。コロムビアのディレクターに『俺、戦隊歌ってもいいんですかね』って言ったら、『上手い人じゃないと戦隊は歌えないんだから。上手い人の中でも、特に上手い人しか歌えないんだから頼んでるんだよ』とか言われて、『えぇーっ!!!』みたいな。言われたらもちろん嬉しいですけど、それは誤解ですよって。とんでもないです・・・みたいな感じでした」
IMAJO「アニソン界は“ありあり”の世界と言われてるらしいんですよ。いろんなジャンルの方がいらっしゃるじゃないですか。遠藤(正明)さんに“アニソンの歌手は上手くて当たり前なんだよ。いろんなジャンルの中でなんでも出来て当たり前なんだよ”っていつも言われて」
YOFFY「そういう期待を裏切らないように、聴いてくださる方をがっかりさせないように、どんどん上手くなるように練習していこうと思っていますね」
また、ボーカリストとしてのほか、メロディメーカーとしても才能も発揮しているYOFFYさん。彼の作るキャッチーなメロディラインには、アニメソング、歌謡曲、洋楽ポップス…とこれまで聴いてきたアーティストの影響が色濃く反映されているようだ。そのあたり、「曲作りでこだわるのはどんなところですか?」とご本人に訊いてみると、
YOFFY「そうですね、キャッチーさっていうのはどの作品でも気を使っていて、インパクトのあるメロディっていうのが乗っかってると思うんですよ。今、挿入歌で『デカレンジャーアクション』っていうアクションシーンで流れる曲を僕らのプロデュースで作ったんですね。演奏も全部サイキックラバーのライブをサポートしてくれてるメンバーを使って、作詞も作曲全部やって。その曲でも、やっぱりキャッチーさには気を使ってますね。
で、デカレンジャーの口上があるじゃないですか、1から5まで。それを全部歌詞に入れてるんですけど、2番は1から5まで全部オリジナルで作ったんですよ。その曲は結構自信作ですね」
と教えてくれた。が、実は2番の歌詞でオリジナルの口上を作るのはかなり苦心したらしく、「『4つめがどうしても思いつかないんだよ〜』とか言って、しまいには『夜明けの…』って全然関係ないこと言ってた
(笑)」(by IMAJO)と思わぬ暴露が…(笑)。 YOFFY「そうそう(笑)。で、サビの歌詞はもう必殺技名のオンパレードで。作ったのは1話から4話がオンエアされてる頃だったんですけど、放送見てセリフ全部書き取って歌詞に使えるとこないかなあって。プロデューサーに何度もダメ出しされて。僕らもデカレンジャー毎週見てますからね。『デカレンジャーアクション』は、視聴者の目になって作った曲ですから、かなり熱い曲ですね」
IMAJO「いやぁ、あれはちょっと熱すぎて時代錯誤ですよ(笑)」
YOFFY「レコーディングのエンジニアの人も、これ挿入歌って感じじゃないねって。打倒!主題歌みたいな(笑)」
|
|
 |
|
 |
|
|
|