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仮面ライダーランスというキャラクターを演じるにあたって考えたのはどんなことでしょう?
「スーツアクターの伊藤慎さんが、初めにランスをもう戦い大好き!風なキャラに作ったんですよ。最初は伊藤さんも『はっちゃけ過ぎかな?』って気にしてくれたんですけど、『あれでいいです!』って僕から逆にお願いしたんです。アフレコの時なんかに映像を観てみると、伊藤さんが『さぁ、一丁やったるか!』みたいに構えを作ったりしててね。それは凄くありがたいなと思うと同時に、もう少し僕が禍木を演じている時に、戦闘になったら俄然張り切る男だという部分を臭わせるような共通項を出しても良かったかなという反省もありますけどね。でも、伊藤さんのアクションは凄かったです。僕も黒田くんと同じように撮影後のお遊びで、ランスのスーツを着せてもらったんですけど、マスクを装着したら、鼻がちょっと押し潰される形になって、呼吸ということが満足にできなくて、酸欠で倒れるところでした(笑)。でも、ランスのスーツを着たことはいい思い出になりましたね」
実際に自分がライダーなんだ、変身してるんだと実感されたのは?
「撮影初日にあった走りながら変身をするところを撮ってる時ですね。自分の出番としてはカードを装填してベルトを装着するという辺りまでなんですけど、実物のランスがアンデッドと入り乱れて戦うなんてところを眺めていると、『ああ、オレ、変身して戦ってるんだ』って改めて思いましたね。兄貴がウルトラマンの主役を演じていましたけど、括りとしては兄貴と同じ正義のヒーローというフィールドに自分も入ったんだと考えると、凄く感慨深かったです」 |
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撮影中、特に苦労されたところは?
「やっぱり変身のところかな? みんなのタイミングを合わせたりとか何度か走っているうちに足がふらついてきて(笑)。最後までしっかり走り通したのは黒田(勇樹)くんだけですよ(笑)。何度目かの時に僕が思いきり転んで、『すいません!』って謝ったら、後ろで三津谷(葉子)さんも転んでて同じように『すいません!』って謝ってて、ベッタベタのコントみたいな展開になったりもしましたけど(笑)。あと、僕は生まれが関西で、普段は大阪弁で喋ってるんですね。だから、怒ったりする時のセリフが巻舌調になっちゃうんです。『オラァ!』じゃなくて『ウラァ!』に(笑)。標準語で怒るというのに微妙に苦労しましたね」
劇中ではアンデッドである志村純一に利用されて殺されるという悲劇的な結末があるわけですが。
「少なからずショックではありました(笑)。でも、禍木と夏美の残したダイイングメッセ−ジがあって、そこから謎が解き明かされていく展開になりますから、それはそれで良かったと思いますね。劇中の最後まで参加したかったというのはありますけど、自分の死が物語のキーの部分に絡んでいくのは決してイヤじゃないですよ。ただねぇ、死の直前にランスはカテゴリーキングと戦って封印して『やったぁ!』と喜んでいるのに、あっけなくやられちゃいますからね。『ひでぇなぁ、ジョーカー』って(笑)。演技全体としても兄貴から褒めてもらいました。役者としても、ヒーロー役としても先輩ですから、その人間から『よく頑張った』と言われたのは何にも増して嬉しかったですね」 |
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