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オンエア情報・仮面ライダー剣(ブレイド)
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インタビュー
「何でも聞いちゃってください(^o^)/」
と、目の前の座った女の子はニコニコと満面の笑顔をたたえていた。彼女は大スクリーンの夏美とは違ってとても明るく、彼女自身だけでなく、その笑い声で部屋全体を明るくしていた。
今日は『劇場版 完成披露試写会』で舞台挨拶をする三輪夏美役の三津谷葉子さんに、出演直前の時間を頂いた。
大きな瞳をぱちくりさせてハキハキと答えてくれるところは、とてもさっぱりしていて髪型のせいもあり、よりボーイッシュに感じた。
もうすぐ二十歳になるという彼女がデビューしたのは、13歳の時。若いのに実は芸歴6年以上。まずは、そのデビューのきっかけから聞いていこう。
「シャンプーのCMがデビューなんです、所ジョージさんの娘役で…。でもその前にちょびっとだけグラビアをやっていたんですけど、本格的デビューは、このCMですね」
と、言うことなので、彼女の初々しい姿を見たい方はお手持ちの古いビデオを引っ張り出してみてはいかがだろう。
さて、芸能界入りのきっかけはなんだったのだろうか? 続けて尋ねると、ハキハキと答えてくれた。
「元々はクラシックバレエをやっていたんですね。そのころはもうバレリーナになるって決めていたんですけど、ふと…芸能界に絶対入りたいとかではなくて…『可愛い洋服を着てみたい』とか『雑誌に出てみたい』とか、それぐらいの気持ちでした。たまたま、知り合いに芸能関係の仕事をやっている人が多かったんですよ。バレエ教室でも宝塚に合格された方とか、周りでモデルをやっている方とかが多かったので、それを見ててなんとなく。『どうしたらできるの?』って聞いたら、オーディションを受けることを教えてくれて。別に絶対受かると思って受けた訳じゃなかったんですけど、運良く受かって(笑)。それが事務所に入るきっかけでしたね。オーディションの時は、周りはすごい慣れているというか、はっきり挨拶できる子とか多かったので『うわー、すごい!』っていうのはありましたけど、そんな中で運良く勝ち残って、今ここにいます(笑)」
と、笑った。気負ったところがないのが勝ち残りの秘訣かも知れない。そんな彼女はどうやって仮面ライダーになったのか。
そのオーディションでも彼女は気負うことなく自然体だったようだ。
「オーディションでは、台本を軽く立って読み合わせとかして、それを監督が見てる、みたいな。あまり緊張はしなかったですね。そのときはリラックスしてできたかもしれない。でもそのとき、石田監督が全然喋らないですよ〜(笑)。良いも悪いも言ってくれなくて、怒ってるのか『コイツはもういい』って思っているのか、それとも『コイツはやれる』と思っているのか全然分からなくて(笑)。最後までそれは不安だったんです。それで、結果は監督さんたちと顔合わせをしたその日か次の日くらいに御返事を頂いたので、あっという間だったんですよ。早い!と思いました(笑)」
監督たちとは今までの仕事のことなども話したそうで、そういった会話の中で三津谷さんの雰囲気を気に入ってくれたのかも知れない。本人は、
「髪の毛を切っての初めての大きい仕事だったんですよ。たぶん監督はこういう(前のロングヘア)イメージだろうと思っていたら、こういうの(現在のショートヘア)が来たので、イメージが近かったと思うんですね」
と、以前のロングヘアをばっさり切り、現在のイメージに変えたばかりでそれが功を奏したのではないかと言う。
実際ライダーに決まった時はどんな気持ちだったのだろうか。
「まさかライダーになるとは思ってなかったですね(笑)。戦隊もののほうは女の子もいると思うんですけど、ライダーのほうは女の子はいないじゃないですか。自分がライダーに…?って。女ライダーは加藤夏希ちゃんが初代で私は2代目らしいんですけど、ビックリですね、恥ずかしい(*^o^*)」
と、照れてしまった。
そのライダー、ラルクのデザインは気に入っていたのか? 黒を基調としたそのフォルムに三津谷さんは、
「男の子のようですよね。最初はピンクレンジャーみたいなのをイメージしていたんですよ、女の子だから。そしたら、ひいき無く男の子と同じようにカッコ良く作って頂いたので、嬉しかったですね(^_^)v。強そうだったし。フィギュアとかは女の子の体型で作られているらしいんですけど、動きでは男の子に負けない、って感じでしたね」
と、かなりのお気に入りとなっていた。では、変身前の三輪夏美についてはどうだろうか?
三津谷さんと夏美は似ているのだろうか?
「性格は全然違うと思うんですけど、あまり女っぽくしていないほうが良かったみたいです。男の子に負けないっていうのを監督がイメージしていたみたいだから、こういうちょっとスポーティな感じが良かったんじゃないかな?」
と分析する。実際ショートヘアも似合いとてもスポーティに見える。ところが素顔の三津谷さんは…
「全然トロいんですよね(笑)。多分ロケに入って監督は『騙された』って思ったんだと思います(笑)」
と、明るく笑う。そんなことはあのスクリーンからは感じられなかった。やはり現場でのがんばりがあったからだろう。
「だいぶ怒られながら、頑張りましたね(^o^)。周りが男の子なんで、走るのも速いし、動くのもキビキビしてるじゃないですか。私すごくトロいから、あまりキビキビとライダーっぽくできなくて怒られてましたね(笑)。『トロい!』とか言われて辛かったです、はははは(笑)」
と、その苦労も今では高らかに笑い飛ばしている。特に気をつけたのは、ストーリー上何度も出てくる、走るシーン。
「どうしても女の子っぽくなってしまうので、監督には最初はそれですごく怒られました(笑)。一所懸命腕を縦に振ろうとして走るんですけど、衣装でライダージャケットや皮ジャンを着ているんですね。堅めのものなのでどうしても(手を振るのに)邪魔なんですよ。胸も男の子とは違ってあるし(笑)。ライダージャケットも堅かったんで、それで意外と難しかったですね」
頑張った走りのシーンは、2歳年上のお兄さんのアドバイスもあったという。
ほかにもアクションシーンなど、たくさんあったが怪我などはしなかったのだろうか?
「よく転びましたね(笑)。吊りのアクションというか合成みたいのがあったし、いろいろ。飛び込んだりしてますから青あざとかできてましたけど、大きい怪我は無かったです。あとは雨が…人工的の雨降らしとかは結構大変でしたね。猛暑でも夜だと寒いし、昼間はカンカン照りの中皮ジャン着ちゃうし、結構、気温には苦労しました(笑)。首の後ろを冷やしたりとかして頑張りましたよ(^o^)v、汗をいっぱい拭いてもらって(笑)」
と、今年の猛暑に随分困らされたようだ。
構成/すねやみえこ
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