その出で立ち通り、森本さんは爽やかな方だった。と、いうより明るい人。関西弁がポンポン!と軽快に飛び出してくる。まずは『仮面ライダー剣(ブレイド)』出演の感想から伺った。
「小さい頃『仮面ライダーRX』を観てて、それがすごい好きで。でも、まさかその当時は出られるとは思ってもいなかった。この世界に入ってから、できるんじゃないかな?と思ったくらいで」
と、驚きと少しの期待があったことを露わにした。
では、カリスの印象は?
「最初ハートのライダーだと聞いて、「え?」(?o?)(笑)。モモレンジャーみたいのを想像して、大丈夫かなと思ってちょっと不安になったりもしたんですけど(笑)。イラストを観て「カッコイイ」と思って、すごいやる気が出てきましたね。「是非!」みたいな」
と、正直に教えてくれた。
カリスは目の部分がハートの形になってはいるものの、柔なイメージのライダーではないので、森本さんも安心したのだろう。実際、カリスはとても強いライダーで、子供たちの人気も高い。
すると、
「まあ、16話で思いっきりけケチョンケチョンにされるんですけどね。そこまでは良い気分で頑張ります。そこからはもう低迷したまま(笑)。勝たれへんわ、あいつには。もうカリスの強いイメージはゼロですからね、レンゲルが出てきたら」
と、4人目のライダー・レンゲルの強さを告白。後から登場するライダーはいつも強い。これはストーリー上避けられないのか。悔しがる森本さんに復活の機会は訪れるのか、それは本人にも分からないことだった。
特に相川始は、先のことも分からないが彼自身も謎だらけ、しかもアンデッドで人間でないとなれば、演じる上の苦労が絶えないのでは?
「この役に関しては元の姿が分からないですからね。逆にゼロからっていうのは初めてなんで、新鮮でやり甲斐もあるし作り甲斐もある、楽しいですよ(^o^)。細かい演技とかも考えていくのは楽しいですね。ただ先が分からないから、というか元が分からないから、そこがツライですけどね(笑)。今は人間に変身してその姿が映っているだけで…だからこそ、すごい楽しいしやり甲斐がありますね。多分ストーリーの鍵のひとつを握っていると思うし。ブレイドにしても、ギャレンにしてもそれぞれ自分の運命と闘うというストーリーがあるじゃないですか、多分カリスのストーリーが成立しないとみんなが崩れると思う、だからすごい大変だと思いますね」
と、やり甲斐を感じていることを強調した。そして始はアンデッドであるだけでなく、ストーリー全体のキーパーソンであろうということを肌で感じている森本さんだった。そんな重要な役、プレッシャーに感じたりはしないのだろうか?
すると、大きな目を更に大きくしてあっさりと言った。
「全然。逆に楽しめる(^o^)。全然気負ってないし、逆に一所懸命台本読んで考えて、みんなと一緒に作る。やっぱり1年間というのもあるし、人間じゃないというのもあるし、非現実的な役だし…それだけに愛情はありますね」
と、役作りを楽しんでいる。
そんな期待いっぱいの役を演じている森本さんを見守るご家族の反応はいかがなものか?
「親父はカリスのグッズをすごい買いまくっているみたいですね」
というと親子の会話を再現してくれた。
……
父「今日カリスのオモチャ、7体買ったわ」
森本「そんな買わんでいいよ。どうするの?」
父「配ってくるわ」
森本「(あほかい、恥ずかしいわ(笑)。)」
……
と、恥ずかしがりながらもとても嬉しそうに話してくれた。またお母さんと弟さんの反応は、
「お母さんはいつも「がんばり」って励ましてくれます。弟は「思ったよりおもしろいやん。兄ちゃん今日出番少なかったやん、どないしたん? 嫌われてるの?」って言ってましたね(笑)」
これだけで、優しい母親と仲の良い弟の姿が浮かんでくる。
そして同世代の友達の反応はお約束通りで、
「みんな、結構起きないんですよ。前の日から朝まで起きてて『特捜戦隊デカレンジャー』始まりそうになると寝てしまってっていうのが多いんですよ。「あと、ちょっと起きとけや」っていうんですけど、「ちょうど眠たなるねん」って寝るんですよ」
と、なかなか観てもらえそうにない。 |